唐突ですが、
わたくし、よく道を尋ねられます。
今日も、晴明神社への道を尋ねられました。
日本人の方は勿論のこと、
外国人の方にも、道を尋ねられます。
ここまでは、どなたにも経験がおありかと存じます。
しかし、自転車に乗っている時は如何でしょうか?
「すみません!」と声をかけられ、
何事かと慌ててブレーキをかけて止まると、
道を尋ねられます。
わたしって、自転車に乗っていても、
道を尋ねられるんだ~と、
ちょっと特異なパターンを経験したと思っておりましたが、
更にその上がございました。
いつものように自転車で、会社に向かって一条通を通っていたら、
一旦停止の手前の脇道から、一台のバイクが私の前に出てきました。
そのバイクの運転手は、「POLICE」のベストを着用されていました。
そう、おまわりさんです。
その先は一旦停止、自転車でも一応止まらねば・・・と思い、
バイクと同時くらいに、一旦停止をしました。
すると、おまわりさんが私に話しかけられました、
「すみません、堀川寺ノ内は、もうちょっと先ですかね?」と。
おまわりさんに道を尋ねたことはありましたが、
おまわりさんに道を尋ねられたのは、この時が初めてでした。
場所は一条大宮。
堀川寺ノ内はある意味反対方向です。
説明が難しかったので、
「この大宮通をずっと行かれたら、信号があります。
その角に交番があるので、そこで尋ねられたら宜しいかと・・・」
と、伝えました。
よく道を尋ねられる者としては、
決して忘れることのない経験でございました。
経理 金庫番 小林